葬儀に参列する際にお供え物を持参することは珍しいことではありません。お悔やみの気持ちを伝えるということもあり、良かれと考えて持参する人が大半ではないでしょうか。しかしその際に、何を持って行っても良いということではないということは頭に置いておかなくてはなりません。
まず気をつけなくてはならないのが、かさばらないものにしておくという点です。供え物は持ち運ぶものであるため、かさばると持ち運びがしにくくなるというのはもちろんのこと、お供え物を分け合って持って帰ってもらう場合には出席者全員のことを考えておく必要があるのでかさばったり 重たいものも避けるようにしましょう。
それだけではなく、分けやすいものにするというのも大切なくポイントです。最初から小分けに包装されているものの方が分けやすいです。お供えものは食べ物が多いですが、その際には日持ちするものを選ぶというのも大切です。
地域によっては、参列者で持ち帰るのではなく通夜振る舞いの際にみんなで食べるということもあるので、地域による違いも考えて選ぶ必要があります。良かれと考えて持参するにもかかわらず、マナー違反な品物となって仕舞えば遺族との関係性にヒビが入ってしまうことにもなり兼ねません。
何を送っても喜ばれるというものではないので、迷惑をかけることがなくマナーを守った品物を選ぶようにしておくようにすることが故人や遺族へのお悔やみの気持ちに繋がるのではないでしょうか。